海外ライフハッカーのための経済報🇭🇰🇯🇵 - Issue #172
眺めていても動かないのが金融相場🙂
一時期ほど、ドル円為替の見通しの話を私自身も聞かれませんし、実際そのことについて語っているのを見る機会もあまりない、と思いませんか。日本円以外で外貨を持つとしておそらく米ドルを選ぶ人が多いのでしょうが、その人たちにとって、今の相場は膠着状態に見えるでしょう。じっと眺めていても動かない動物園のパンダみたいなものです。目を離した頃きっと動き出しています。
ただ確かに米ドルは昨年末から比べ弱くなりました。ドル円が動かないのは、日本円も同じだけ弱くなったからでもあります。金利が下がってきている通貨と、金利が上がってきている通貨で同じ方向なのは、為替相場における金利差の意味を理解した人にとってはとても苦痛であることでしょう。
かたやユーロやスイスフラン、ポンドといったいわゆる欧州通貨が相対的な強さを増しています。アジアでもタイバーツやマレーシアリンギットは対日本円で強くなりました。これらの国々に住んでいれば嫌でも感じますが、逆に外から見ると気付きづらい変化です。この傾向、いつまで続くのか、続くならどの程度まで続くのでしょうね。
★─────★MONEY QUIZ★─────★
Q. 【株式に関する問題】イギリスの代表的な株式指数は、ロンドン証券取引所に上場している銘柄のうち100銘柄を対象とした(①)であるが、その算出方法は(②)である。
1) ①DAX100 ②株価修正平均型 2) ①FTSE100 ②株価修正平均型 3) ①FTSE100 ②時価総額加重型
■ 週一経済トピック📰
直近で押さえておきたい話題をピックアップ!第1期トランプ政権の頃に比べると米中関係はあまりスポットライトがあたっていない、気もしますよね。それは誰かの戦略なのか否か。そんななか、確実なのは国際関係における中国の位置付けは徐々に変わってきているということです。そしてまたこの先10年でも変わって行かざるを得ません。単に目を背け続けると、いつしか認識の差が大きくなりすぎてしまうかもしれませんね。自分のところに流れてくる情報は本当に正しいのかを意識しておかねばなりません。
その意味でもう一つ言えるのは、米国や英国に資産(記事の場合は金)を置き続けている状態を少しでも解消しておくべきだ、と考えている国は確かにあり、増えているのではないか、ということです。安心、だと思っていた場所がある日突然安心でなくなる、ということは避けたいわけです。一つの答えは手元(自国)に置くこと、もう一つの答えは信頼できる場所(他国)に置くこと、できればそれは分散しておくこと、これ自体は国レベルでも考え方は同じなのでしょう。
■ マイブログ紹介🖌
過去のブログ記事を掘り起こしてご紹介日本人の頭の中には、銀行はインフラであるから誰にでも提供されて当然、という認識が垣間見えるときがあります。確かに、銀行口座が提供されなければ生活もできない、そういう時代になったのも事実です。一方で、その他のインフラと同じく、その当たり前を提供するためにはコストがかかっていて、ある一定のところで損益分岐があるわけです。
使われていない口座を凍結したり強制閉鎖したり、は近年増えています。特にオフショア銀行口座に関しては、お金を寝かせているだけ(単に忘れているだけ⁉️)の人も多く、管理が疎かになりがちです。
お金が動かせなくなる前に、いざというときにどうするのか、しっかりと方針を決めておくことは大切です。
■ 香港よもやま話🇭🇰
香港関連の雑談トピック(´∀`)先週の香港は超大型台風直撃🌀により、今年2回目のシグナル10(最上級の暴風警報)が発出されました。随分早くから各所へ通達が出て、街全体がスムーズにシャットダウンできるよう逆算されていたように思います。台風は地震と違って少しだけ準備時間があります。それゆえに気象判断のみならず、市民の安全や経済活動への影響などを加味するのでしょう。(労働局により悪天候時のCode of Practiceを見つけましたが、細かすぎますね…)
金融業界では、シグナル10下でも取引所を開き続けることになっていますので、一部金融機関の従業員はオフィス近くのホテルに宿泊したようです。公共交通機関も地上ルート以外は運行していたのだとか。
一方、航空業界✈️は、振替便の案内を済ませつつ、香港のフラッグキャリアであるキャセイは、機体を香港外に退避させる、という対応まで行ったようです。乗り換え便も含め、影響を被った方々も多くいるとは思いますが、その舞台裏での物語がこちらのキャセイライブブログに残されています。
flightrader24によれば、機体の一時待機場所にはカンボジアが多かったようですが🤔 プノンペン国際空港が移転し、テチョ国際空港が9月9日に開業したばかりとのこと‼️(全然知らなかった…)
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答えは3)で、ロンドン証券取引所が全額出資するインデックス会社FTSEが算出する、FTSE100が有名ですが、同指数は時価総額加重型となっています。ちなみにイギリスの同僚は“ふっつぃ”みたいな読み方をしてました。株価インデックスにも色々あり、時価総額加重型というのは大企業を上から選ぶという意味ではいいのですが、逆に言えば大企業偏重ということでもありますよね。




