バブルを経験した人、リーマンショックを経験した人は株価は理不尽に暴落する、ということを知っています。確かにこれは正しく、金融市場が正常に機能しないことも想定しておかねばなりません。
一方で、いつ暴落するのかを予言することは難しく、(あるいは毎日言っていればそのうち当たるくらいの話で、)そして暴落と言っていますが、そもそもどのくらい下落するのかも誰にも分からないとは言えます。
株式は無価値になるリスクを秘めています。でも全ての株式の価値がなくなったことは歴史的にはありません。
暴落はして欲しくありません。当然です。でもそういうリスクがあることを認識し、それがどのような影響を及ぼすのかは知っておくことが慌てないために大事です。来るか来ないか分からないものに怯えるのではなく、あるいは来ないことに賭けるのではなく、その時が来ても大丈夫であることが肝心です。
投資は株式だけではありませんので、是非他のものも見る機会にしてみてはいかがでしょう。
■ 週一経済トピック📰
直近で押さえておきたい話題をピックアップ!
MacbookやiPhoneを日常的に使い、値段が高くても買い替える人は多いはず。数十年前からそれを続けている人が、もしそのお金で製品ではなくアップルの株を買い続けていたら今頃どうなっているでしょうか、なんて考えたくもありませんね。投資と消費は似て非なるものなのかもしれません。
直近のAIブームなどもあり、いわゆるグロース株(成長株)の代表格もひょっとしたら新旧交代の時期にきているのかもしれない、という話題です。すでに十分大企業ながら、目まぐるしい成長を遂げてきたわけですが、ここに来てブレーキがかかっている、と指摘する声もあります。
テクノロジーの発展は確かに現在の世界を牽引していますが、果たしてそこに揺るぎない投資のコンセプトを見出すだけのエビデンスは伴っているのでしょうか。あるいは一過性のブームなのか。アップルの立ち位置の変化が示すものとは。
■ マイブログ紹介🖌
過去のブログ記事を掘り起こしてご紹介
前回もお話ししたように、日銀の金融政策の転換に注目が集まっています。ニュース自体は真新しいものではないのに、人々の頭はついてきているのか、やや疑問に思うことがあります。私自身もそうかもしれません。なぜなら日本円を銀行に預けていてお金が増えた経験などなかったからです。
金利が動くとお金の使い方、貯め方、借り方に変化があると言っていいでしょう。自分だけのことでなく、世の中的にどのような変化をもたらすのかは知っておいて損はありません。一年後、二年後、然るべき内容が然るべきタイミングでニュースになります。
確かに金融市場の多くのことは予言もできないものがたくさんありますが、人々の行動変容はじんわりと、そして確実にやってきます。とても理論的なものです。
ご自身のお金周りにどのような影響が出るのか検証してみると良いでしょう。
■ 香港よもやま話🇭🇰
香港関連の雑談トピック(´∀`)
香港と日本を間を飛ぶ飛行機の便が増えているように感じます。3月末で香港エクスプレスや香港航空もいくつかの路線は増便が発表されています。個人的には香港ー高松便が週5回に増えるのは有難いです。でも以前はあった路線でまだ戻っていないものもあります。
先日も香港で日本人の観光客の声をたくさん聞きました。日本行きの便に日本人が多く乗っているとの声も聞かれており、香港に来たり、経由便を利用したりする人が増えていることを示唆しているのではと思います。
日本から近い外国としてもっと多くの人に来てもらいたいものです。