投資業界は常に新しい分野を求めています。音楽における権利関係って結構複雑になっていて、国毎に慣習が違っていたりもします。欧米ではこれを上手く再編するような試みをする投資会社も出てきており、現状一口10億円くらいらしいです。BBCの記事ではキッスが取り上げられていますね。
日本人にこういう話をすると、「売れる前のアーティスト発掘(青田買い)」をイメージする人が多いんですが、それだとベンチャーキャピタルになってしまい、再現性は見出しづらいと言えます。
欧米のアーティスト名にピンとくる人が少ないからなのかもしれませんが、長期にわたってファンを維持して世界で活躍しているイメージのアーティストっていますよね。彼らの周りでしっかり投資会社がやることをやっています。(お金稼ぎが露骨になるとファンからの搾取だ!なんて声もあったりはしますが笑)
近年はレコードによる収益よりもストリーミングによる収益が増しており、アーティストへのより多くの還元を目指すことも一つの目標になっているようです。
■ 週一経済トピック📰
直近で押さえておきたい話題をピックアップ!
今回はちょっとマイナーなトピックを。ジンバブエといえば、ハイパーインフレが起きた例としてよく引き合いに出されますが、こういう場合、米ドルなどの外貨決済を採用することで経済を安定させる方法は有効である、という経験則があります。日本で言えば、日本円の価値が暴落して、諭吉さんを積み上げてお団子がやっと買える、みたいなことになったとして、じゃあ明日からは米ドルを日本に流通させましょう、という具合。
個人的に象徴的だと感じたのは、米ドルではなくその先の金(ゴールド)による裏付けに到達する国がこの時代に現れたことです。昔は金本位制は比較的あったものですが、その後ペッグ制や変動相場制に移ったわけです。先進国の対立構図の余波として、何かまた違う時代の流れが来ているのかもしれませんね。
■ マイブログ紹介🖌
過去のブログ記事を掘り起こしてご紹介
自分で稼いだお金なのだから自分の好きなように使って何が悪い。そういう人もいると思います。でも、自分のお金の使い方が十分にコントロールされたものになっているという自信はありますか。日々の健康管理ですら崩れやすいものですから、気付かぬうちに習慣が変わっていたりします。
本記事では、その人が消費支出にどの程度意識を向けているのか、という5つの習慣について触れています。全部やっていないといけないわけではありませんが、どこに意識が向いているのかも含めて理解することが大切です。
消費に関しては、毎回意識を巡らせるのがいいのか、あるいは定期的にレビューする方がいいのか、人によって適切なアプローチがあります。ルール作りをすることが有効な場合もあります。
ただ、一つ言えるのは無意識に消費をしていることは割と多いので、意識を向けるきっかけを作るのは大切だということです。
■ 香港よもやま話🇭🇰
香港関連の雑談トピック(´∀`)
香港という街にビットコインATMが馴染んでから久しいですね。当初は物珍しかったのですが、最近はあまり気にすることもなくなりました。実際どのくらいの人が使っているのでしょうか。
ところで、4月15日にも香港でビットコインETFが承認される見込み、という話があるそうです。ビットコイン上昇のきっかけとなったものなので、半減期も重なって大きく動くのではという観測もありますが、本当か否か。
香港は仮想通貨に関して慎重なアプローチを取りながらも前向きに制度整備を進めている、という点は変わりません。当初はもう少し積極的なのではないかという観測もありましたが、ライセンスを持たない詐欺サイトが現れたりと(一般の人には分かりづらいので)当局も慎重に進める方針を強めように見受けられます。